【実施】技術セミナー「放熱セミナー」10/22 J社様訪問

【概要プログラム】

1.熱の三原則と電子機器の熱設計トレンド

 1-1 熱の三原則(伝導・対流・放射)

 1-2 最近の熱設計トレンド(小型電子機器)

 1-3 ペルチェ素子と原理

2.回路/基板による熱設計と対策

 2-1 電子回路の発熱とその仕組み

 2-2 信頼性を設計する~発熱と故障、ディレーティング~

 2-3 発熱の削減技術

  2-3-1 低抵抗化(デバイス選定、駆動方法、回路上の工夫など)

  2-3-2 低電圧化(FPGAやCPUなどで使われる低消費電力化技術

           とIOでの注意点)

  2-3-2 低速化(クロック制御(ソフトウェア制御)による熱マネージメント)

 2-4 半導体の放熱設計~放熱と熱抵抗~

  2-4-1 半導体素子の熱設計

①熱抵抗と放熱経路の基本

  2-4-2 実際の機器での放熱

①放熱器(ディスクリート素子)/②放熱パッド/③ヒートスプレッダ

3.回路 不具合事例

 3-1電源回路素子発熱に伴う周辺部品温度上昇

自己発熱

輻射熱

 3-2電源ON/OFF回路におけるON抵抗の変化と発熱

電圧変動

電流

 3-3放熱パッド付面実装電源ICにおける放熱と温度上昇

熱伝導経路

4.発熱(温度)の確認

  実機での計測と気を付けるべきポイント

5.構造熱設計の勘どころ

 5-1 TIM(Thermal Interface Materials)の種類と特徴・使い分けのコツ

  ①放熱(熱伝導)シート

  ②サーマル(熱伝導)グリス/接着剤/パテ

  ③放熱(熱伝導)両面テープ

  ④相変化材料(PCM)

 5-2 TIM:ギャップフィラーマテリアルの位置づけ

 5-3 放熱材料:具体的材料

 5-4 放熱部品、断熱、耐熱、遮熱

 5-5 気をつけよう低温火傷

 5-6 放熱検討部位とそのポイント(適切な使い分け)

6.熱構造設計に起因する不具合事例

 6-1 熱対策は設計初期からか、不具合がわかってからか

 6-2 グラファイトシートの使い方間違い

7. 熱シミュレーション(CAE)

 7-1 熱抵抗(計算)

 7-2 シミュレーションのコツと解析結果の考察方法

  7-2-1 簡易熱CAE(熱分布)

  7-2-2 パワーモジュール熱CAE

8.まとめ・質疑応答

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※こちらは社内勉強会の様子です。